「ハーフってかっこいい」に潜む差別 身近な多文化共生を考える 頭の薄い人は、どこからがハゲでどこまでがハゲじゃないのか?

1: 樽悶 ★ 2019/05/29(水) 01:05:14.03 ID:pWYL1PDT9
Culmonyの岩澤直美代表
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■多文化共生について考えるイベントが開催された

「ハーフってかっこいいよね」「ハーフっぽい顔になりたい」。これらの言葉をどこかで聞いたり、実際に口にしたりしたことがある読者もいるのではないだろうか。

 テレビや雑誌でハーフのタレント・モデルを見ない日はない。ハーフは、容姿端麗、語学堪能というイメージがあるが、たとえポジティブなものであっても、こうした固定観念に対して、差別の意識を感じるハーフの人は少なくない。

 5月23日、都内にて「身近な多文化共生を考える~『日本人』『外国人』『ハーフ』って誰?~」と題したワークショップが開催された。登壇者は、チェコと日本のハーフであり、小学生を対象に多文化教育を行うCulmony(カルモニ―)の代表でもある岩澤直美氏。ゲストには、アメリカと日本のハーフであり、ミス鎌倉としての活動経験もあるコーリア留奈氏を迎え、トークセッションを行った。

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■「日本人」の定義ってなに?

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 その人が何人であるのか、はっきりと決めることは難しい。人によっても、見方によっても定義が異なってくる。例えば、「トマトは野菜なのか?果物なのか?」「頭の薄い人は、どこからがハゲでどこまでがハゲじゃないのか?」といった質問にはっきりと答えられるだろうか。

 本来は果物と分類されるトマトは、スーパーでは野菜売り場に売られていて、多くの人が野菜と認識している。どんな人を「ハゲている」と思うかなんて、人それぞれ。太っているか太っていないか、も一緒。最終的には、主観で決まってしまう。その主観に基づいた発言で、人を傷つけてはいないだろうか?

 一番参加者を悩ませたのは、ある10人のプロファイルに対して「この人たちは”日本人”なのか?」という問いだった。両親ともロシア人だけれど、国籍は日本で、日本にしか居住したことがないケース。日本人とドイツ人の両親をもち、国籍はドイツだけれど、日本に15年居住しているケース。これはひいては「”日本人”の定義とは何か?」という質問である。

 参加者からは「日本国籍を持っていること」「日本に居住していること」「日本のルーツを持っていること」など、様々な”日本人”として定義される条件が挙げられたが、では国籍法が施行されるまで日本人は存在しなかったのか、ルーツというのはどこまで遡るものなのか、など、どこまでいっても線引きは曖昧である。

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■「日本人じゃないから、がさつなのね」

「ハーフだから」「見た目が日本人じゃないから」という理由で、不快な思いをしたことがある人も多い。アメリカと日本のハーフであるコーリア氏は、生まれも育ちも日本である一方で、その「外国人っぽい」見た目ゆえに、心ない言葉に傷付いたことがあるという。

 ミス鎌倉としての活動をしていたころ、日本人の女性2人と一緒に振袖を着て畳の部屋で行われた宴席に参加した。3人とも足が痺れたにもかかわらず、その場にいた男性からコーリア氏だけが「君は日本人じゃないから、正座で足が痺れるんだよ」と言われた。

 岩澤氏も、アルバイト先で「日本人じゃないからがさつなのね」と嫌味を言われた。寿司屋で接客をしていた際には、客から「留学生なの?」「日本の文化が好きでお寿司屋さんで働いているの?」「どうしてそんなに日本語が上手なの?」と質問攻めにあった。

 実際は、その寿司屋が家から近いから、という理由だけだった。「お客さんは私を見た目だけで判断し、日本が好きで、日本の文化に興味を持った外国人留学生が一生懸命日本語を勉強してわざわざ寿司屋で働いている、というストーリーを勝手に作り上げてくる。日本語が第一言語である日本人であることを伝えると、ガッカリされる」という。

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■「ハーフってかっこいいね」というステレオタイプが「残念ハーフ」を生む

 日本人が一般的にハーフに抱くイメージは、良いものが多い。容姿端麗であること、語学に長けていること、海外との架け橋になれるような人間であること。「ハーフってかっこいい」という固定観念が、ハーフの人たちへのハードルを、上げていく。これらのハードルを超えないハーフの人たちのことを「残念ハーフ」と呼ぶ人もいる。

 実際には、日本で生まれ育って日本語しか話さないハーフもいる。勝手にハーフというイメージを作り上げ、そのイメージに合わない人を「残念ハーフ」と呼ぶことは、如何にも偏見に満ちた考え方だろう。(続きはソース)

5/28(火) 8:33配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190528-00193213-hbolz-soci


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